折込チラシにはよく注文ハガキが付いていますね。よく見ると、上にハガキと書いてあるのと、ないのがあります。
今はそれ程厳しくありませんが、少し前までハガキに対してかなりの制約があったのです。
ハガキにするためには、大きさと重さの両方をクリアしないといけません。基本的な大きさは100×150㎜で2gです。
大きい物、重い(6g以上)物は、ハガキではないのは皆さんご存知だと思いますが、小さすぎる物、軽すぎる物もハガキではないのです。
ある通販企業で折込チラシを行っていました。高額品の物販で折込チラシだけで利益が出るくらい売れていました。しかし、折込チラシを何回も撒いていると効率が悪くなってきます。ビジュアルを変えてもなかなか元のレスポンスには戻りません。
そこで、コストダウンの要請がきます。企業側としては当然ですよね。しかし、受けるほうの私は面白くありません。そこで考えました。
折込チラシのコストは、ツール費と折込費です。ツール費のほとんどは紙代です。折込費は普通紙と厚紙に分かれていて、現在は厚紙(ハガキの制限があるため)で高くなっています。
つまり、紙の厚さを下げれば、ツール費と折込費のダブルでコストダウン出来るということに気が付きました。
デメリットもあります。受取人払いの郵便料金が封筒扱いになるので高くなるということ、チラシが薄くなるので高級感がなくなるということです。
紙を一ランク薄くしても一般のチラシよりは厚く、受取人払いのアップなどコストダウンに比べれば無いような金額です。やらない手はありません。
早速、郵便局と交渉しました。初めは、ハガキの大きさで紙を薄くして郵便局に持っていきました。当然、ハガキの文字を取って。受取人払いの料金も封書の料金で申請しています。法律上、全く問題はないはずです。
ところが、郵便局側はなかなかOKしてくれません。紙が破れるとかそんな理由でした。よく話を聞くと、2g以上ないと郵便局の仕分け機が使えないみたいなのです。
そこで、どうせハガキではないのなら多少大きくしてもこちら側は問題ありません。ハガキより大きく2gで作ることを提案すると快く了解してくれました。
今は、2g以下でも受けてくれるようなので、「ハガキ」をとって堂々と受取人の申請をしても問題ありません。90Kg(紙の重さの単位)くらいならレスポンスは落ちませんよ!